こぼれ話|体験記 グルテン過敏症編②
グルテンフリーお菓子教室のきっかけ
長年パティシエの仕事をしてた私が、突然グルテン過敏症になって「小麦粉全面禁止」とまさかの事態になりました。からだの不調と症状そして改善するまでの体験を書きました。
同じような症状がでて困っている方の参考になれば幸いです。
グルテン過敏症の「グルテン」とはいったいなんでしょうか?
小麦粉(薄力粉・中力粉・強力粉)、大麦、ライ麦やオーツ麦などの麦の穀物に含まれているたんぱく質の一種です。穀物のたんぱく質の中の大部分をしめるのが「グリアジン」と「グリテニン」。これに水を加えることでふたつが結びつき「グルテン」になります。
このグルテンの働きは大変優秀で、これがないとうまく出来上がらないのです。
お菓子などを作るときに生地がバラバラにならずうまくひとまとめになったり、うどんのコシ、パンのもちもちっとした食感を生み出しているものグルテンの作用です。
このお蔭で小麦粉でつくる食品がおいしく食べられるんですね。
でもグルテンをたくさん取り過ぎると体に問題を引き起こし、セリアック病やグルテン過敏症を発症することもあります。
最近ではセリアック病やグルテン過敏症がやっと名前が浸透して知られるようになりましが、5年前(2015年)はまったく聞いたことがありません。
私は突然グルテン過敏症になり「小麦粉全面禁止」のまさかの事態にあいました。
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